djebelXC クランクケース内圧調整弁-GarageT^2製
ローコスト度:★★★★★ おすすめ度:★★★★★
目的:
近年流行のクランクケース内圧調整バルブ。大排気量2輪や4輪車にはすでに採用されていますが、小排気量のバイクにはまだまだ。市販品もモトメンテ等で紹介されていますが、もう異常に高い。そんなわけで4輪車用のバルブを流用している方が結構います。
これはどういったものかというと。ピストンとシリンダーとの隙間を抜けてきたブローバイガスがクランクケース内に溜まるので、それをエアクリーナBOXと繋げて、ガスを再びエンジンに吸わせて燃焼させようってのがブリーザの主な役目なんですが。ところが、ピストンの上下運動に伴い、クランクケース内の圧力が変動しますので、クランクケース内のガスは出たり入ったりしてこれが抵抗(損失)になります(エアダンパーみたいなもんですね)。シングルや水平対抗なんかは特に顕著です。
そこでクランクケースとエアクリboxの間にワンウェイバルブ機構を挟むことで、排出されたガスが戻らない用にする(エアダンパー → エアスプリング化みたいなもんか)&クランクケース内の気圧を下げてクランク回転やピストンの空気抵抗を下げよう、ってのがこのバルブの効果です。で、

ジェベル君のエアクリ掃除の際にふと内部を見るとブリーザー出口の穴があってここに蓋すればいいんじゃね?とひらめいた。
方法:


まあとりあえずは半信半疑なので実験的にやっつけ仕事。材料はタッパーの蓋(ポリプロピレン)。厚み、柔らかさ、加工のしやすさ、あとは食品入れるので油にも強いだろうっていう、モロにてきとーな根拠。これを右図の形にはさみで切り抜きます。蓋の部分はだいたい1円玉ぐらいのサイズ。残りの材料は、木ねじとワッシャと穴に押さえつけるバネ代わりの空き缶切り抜いたアルミ板。

で、取り付け図。こんな感じで、クランクケースからのガスは出るけど戻らないようなワンウェイ弁にします。費用は・・・手元にあった材料なので無料。買っても\150ぐらいですw
インプレ:
はっきり言います。効果絶大。たとえるなら、使い古したチェーンを新品に替えたときのようなスムーズさとエンブレの緩和。走り出した瞬間に感じます。シフトアップ時のエンジン回転落ちも軽減されて、ギアの繋がりが快適そのもの。さらに700kmのツーリングで確認したところ燃費向上は 9%!(31→34km/L)。ブン回したときのエンジン回転もスムーズで最高速まで微妙に向上しているようです。すごいです。アーシングやNOVGYはもちろん、へたしたらマフラー交換よりも効果的かも。コストパフォーマンスは、間違いなくガレTの史上最高です。
その後。
2chと某画像アップ掲示板で報告したところ結構反響もあったし。また、ツーリング後に確認したところ、微妙な反りで弁が密着しなくなっていたこともあり、もうすこしきちんと作り直すことにしました。

材料は、やっぱりタッパーの蓋。蓋の部分はだいたい1円玉ぐらいのサイズ。あと、バネ代わりにはしっかりしたもの、ということでワイパーの骨を切って曲げたもの。あとはアルミ板の切れ端。

で、装着図。バネを手で曲げて調整しながら、軽い力で押さえるよう微調整してます。100km走行後も今度はしっかり密着してます。次のツーリングで耐久性テストなのだ。